Palais des Ducs et des Etats de Bourgogne(ブルゴー大公の宮殿)と塔
現在、建物は市役所と美術館として使用されている。
カフェやレストランが囲む噴水のある広場。テラス席でのんびり休憩も。
ブルゴーニュ公国の首都として栄え、今日でもこのCôte d’Orコート・ドール県の県庁所在地、ブルゴーニュ地方最大の街として人々を集めるDijonディジョン。パリからのTGV(フランス版新幹線)もとまり、コート・ド・ニュイの村々への交通手段も充実しています。
旧市街には数々の教会にくわえ、博物館に美術館、劇場に歌劇場、商工会議所に郵便局・・一見の価値あるものばかり。また、それ以外にも冗談抜きで数えることが不可能な数のMonuments Historiques(歴史的建造物)があります。
そんなブルゴーニュ・ワインのあらゆる側面を知るためのみどころが満載のディジョン。すべてを制覇するにはよほどの時間が必要ですから、この旅行で深めたいテーマ別に観るものを絞って計画を立てたいですね。同じ土地を旅行しても、興味によってみどころはさまざまです。
ディジョンのゆるキャラ、小さなchouetteシュエット(フクロウ)が道案内
道に埋め込まれたDijonディジョンのゆるキャラ、小さな三角のchouetteシュエット(フクロウ)の目印をたどることで、迷子にならずおすすめのスポットをめぐることができます。四角いフクロウが目的地到着の目印です。ときどき飛んでるフクロウもいます。
この街のゆるキャラに選ばれたchouetteシュエット(フクロウ)の由来は、Église Notre-dame de Dijon(ディジョンのノートル・ダム教会)の外壁に作られた小さなフクロウのレリーフです。
願い事をしてからこのフクロウを左手で撫でると、その願い事が叶うと信じられていて、Dijonディジョンの街歩きの定番の場所になっています。ちなみに、このフクロウの近くに、もっと小さなでも勇壮なドラゴンが佇んでいます。
駅から大公宮殿まで歩く (15分)
駅を出るとロータリーがあり、タクシー、バス各線、路面電車が乗り入れています。
建物沿いを右手に進めば、Office de Tourisme(観光案内所)があります。ディジョンのくわしい地図をお持ちでなければ、ぜひここで手に入れておきたいですね。無料ですがとてもよく作られています。
さてロータリーを抜けて正面の信号を渡れば、駅前の便利なホテルが並んでいます。そのまままっすぐ緩い坂を上ると、Place d’Arcyダルスィー広場です。広場奥のPorte Guillaume(ギヨーム門)をくぐれば繁華街が、大公宮殿のある広場Place de la Libérationまでつづきます。
駅からこの辺りにかけて、路面電車を導入するための大規模な工事も済み、とてもきれいな道になりました。また、このRue de la Liberté(リベルテ通り)は配達目的以外の車両の進入が禁止となったため安全で道幅も充分、歩きやすくなっています。
今日では、市役所と美術館になっている大公宮殿、塔に上り八方を見渡すこともできます。また、中庭を抜けて建物の裏側の出口からでれば、Église Notre-dame de Dijon(ディジョンのノートル・ダム教会)までは目と鼻の先です。
Église Notre-dame de Dijon(ディジョンのノートル・ダム教会)の彫刻
前列左から2番目、大切そうにぶどうを手にしている。
ディジョンの面積と人口
面積 40.41㎢
人口 約151,000人 (dijonnais, dijonnaise)
ディジョンの地図
教会から隣村の教会までの徒歩の所要時間
南側に隣接する村 Chenôveシュノーヴ(65分)
アクセス
車 Paris-Charles-de-Gaulleパリ シャルル・ド・ゴール空港 → Dijonディジョン(200分)
Beauneボーヌ駅前 → Dijonディジョン駅前(45分)
電車の駅(TGVとTER 同じ駅の中です)
Dijonディジョン (Dijon Villeディジョン・ヴィル駅と呼ばれることもあります)
Tramトラム(路面電車)(Diviaディヴィア(Tramトラムと路線バスがあります))
Dijonディジョン市内を運行しています。旧市街を観光するには充分徒歩で楽しめます
バス停(mobiGOモビゴ LR 113(113番ライン))
Dijonディジョン市内の3つのバス停をへて各村に停まり、Beauneボーヌまで走ります。
DIJON – Gare (Tram)
DIJON – Monge(Tram)
DIJON – Bourroches (Tram)
隣村リンク
南 Chenôveシュノーヴ < Dijonディジョン