ビオディナミ農法で見る月の5サイクルの4つ目は、交点月のサイクルです。交点月(こうてんげつ)つまり、地球の軌道と月の軌道の交点の話です。
1つ目は、朔望月のサイクル
2つ目は、分点月のサイクル
3つ目は、近点月のサイクル でしたね。
交点月の1サイクルは、地球の軌道と月の軌道の交点を通った月が再び交点に帰ってくるまでで、平均で27日5時間5分36秒かかります。
黄道面と月の交点
地球の黄道面とは、地球の公転軌道(黄道)で作る面のことです。
月の軌道面は、地球の黄道面に対して約5.09度傾いています。
図では角度をオーバーに描いています。この図のサイズだと5度は誤差みたいに見えるからです。でも、実際はサイズも距離も大きいので5度は大差を作りますし、5度とはいえ角度の差があるから交点ができるわけですよね。
月が地球の周りを1周する間に、月は2回黄道を横断します。昇りながらと降りながらの2回です。
月の昇降点とは、月が昇りがなら黄道を横断する点のことで、記号では☊を使用します。
デジタル機器のヘッドホンマークを昇交点だなぁ・・と思うのは、きっと星あるあるです。
月の降交点とは、月が降りがなら黄道を横断する点のことで、記号では☋を使用します。
ビオディナミでは、月が交点を通過する瞬間だけでなく前後数時間その影響が続くと考えて、仕事をひかえます。
天球と月の交点
いっぽう、地球を観測点とした図も見ておきましょう。
毎度お馴染み。天球とは、観測点である地球を中心とした球面です。全ての天体が天球上にあると見なすことで、天体までの距離を無視して、天体の動きや位置関係に注目することができます。天体観測をしやすくするために考えだされた球なので、天球そのものが実際に宇宙にあるわけではありません。観念的な存在です。
そして、天球上には黄道と白道があります。
白道は天球上の月の通り道、黄道は天球上の太陽の通り道です。天球上で、黄道に対して白道は約5.09度傾いています。
こちらの図でも、白道の角度をオーバーに描いています。
天球上でも同じです。月が地球の周りを1周する間に、月は2回黄道を横断します。昇りながらと降りながらの2回です。
月の昇交点とは、月が昇りがなら黄道を横断する点のことですから、この図では
この点が昇交点となります。
月の降交点とは、月が降りがなら黄道を横断する点のことですから、この図では
この点が降交点となります。