- 2017年5月22日
- 2020年12月7日
60. effeuillageエフイヤージュ(摘葉・除葉)
茂っていた葉がエフイヤージュ(摘葉・除葉)され、隠れていたぶどうがたくさん出てきた。 effeuillageエフイヤージュ(摘葉・除葉)は、必要ないと判断した葉を摘みとる仕事だ。 もともとこの仕事は、ぶどうの収穫作業のスピードアップのためにおこなわれ […]
茂っていた葉がエフイヤージュ(摘葉・除葉)され、隠れていたぶどうがたくさん出てきた。 effeuillageエフイヤージュ(摘葉・除葉)は、必要ないと判断した葉を摘みとる仕事だ。 もともとこの仕事は、ぶどうの収穫作業のスピードアップのためにおこなわれ […]
ぶどう畑に好ましくない植物がはえているばあいや、植物がはえている箇所が好ましくないばあい、désherbageデゼルバージュ(除草・草むしり)をおこなう。 その草がはえている状況や場所によって、手作業、鍬をふるう、草刈機をかける、の3種類の方法を使い […]
ぶどう畑にぶどう樹以外の植物がはえているのは、あたりまえのことだ。だから抑えたり、取り除いたり、撲滅しようとしたりするする必要はないという考え方がある。 これらの植物もぶどう畑の環境の一部をなしているのだから、環境の1要素としてほかの要素と同じように […]
さまざまなlabourラブール(耕起)は、ぶどう栽培により有利な環境をととのえるためにおこなわれているということを見てきた。 では、labourラブール(耕起)に欠点はないのだろうか。そして、ラブール(耕起)はぶどう樹の健やかな生長にとって必要不可欠 […]
ラブール(耕起)の動力 現在ブルゴーニュのコート・ド・ニュイのぶどう畑のlabourラブール(耕起)は、おもにトラクターで、生産者や区画によっては馬で、まれに人力でおこなわれている。 トラクターは、ぶどう樹の列をまたぎながら前進できるおなじみのenj […]
labourラブール(耕起)とは、ぶどう畑の土を耕すことだ。 前回は「土を耕す」の「土」とはなにかを見てみた。3つの層が重なるうちの最上部の土の層である、solソル(土壌)を耕すこということ、また、土は5つの構成要素が相互に作用しながら成り立っている […]
ぶどう樹が植わっている畑の土を耕すことが、labourラブール(耕起)だ。 土を耕す。耕すってなんだろう。ん?そのまえに、土ってなんだ。身近すぎてよく知らないぞ。そして身近といっておきながら、どこからどこまでを土と呼んでいいのかもあやふやだ。 ぶどう […]
1度目のrognageロニャージュ(摘芯)後に、bourgeon axillaireブルジョン・ナクスィレル(腋芽)が発芽、生長してentre-cœurオントル・クール(副梢)と呼ばれる枝になる。 上の図では省いているけれど、すべてのsarmentサ […]
生長・生殖・老化など、植物が生きるうえで必要な働きは、それぞれの植物が体内でみずから作りだすいくつかの植物ホルモンによってコントロールされている。 植物ホルモン・オーキシンと植物の生長 もちろんぶどう樹も例外ではなくて、bourgeon termin […]
1本のぶどう樹は、春から夏の生長期に100をかるく超える数の芽をもっていて、それらはいくつかに分類することができる。 rognageロニャージュ(摘芯)は、その中でも性質が異なる2種類の芽の特徴を踏まえた仕事だ。 この2種類の芽の性質のおかげで、ro […]